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浴槽取り替え

           

浴槽いれかえ

いま自宅にしている建物ですが、50年近く前に建てられたブロック造の5.5m角程度のとてもちいさな家です。
2002年、結婚する際に風呂場も改修しました。その際にたまたま展示の入れ替えで展示品の在庫があり、PCウッドの浴槽を格安でゆずっていただき使用しました。


PCウッドの浴槽

設置当時はとてもきれいでメンテナンスも簡単ということで気持ちよく使っていたのですが、じつのところどう手入れすればいいのかがわからない。木が吸い込むので薬剤系はアウト、洗剤系も染みてしまうのでアウト。結局何も付けないスポンジなどで水洗いするしかなくて、なんとなくスッキリしない。雑巾がけしてくださいと言われても拭いただけで清潔になるとは限らない。
とはいえ、そのうち慣れてきて水で洗いながして、最後に60度とか70度のお湯で殺菌して放置するようになりました。
それから15年を過ぎて、さすがにPCウッド水が残るところは木がだめになりはじめて、とくにこの2年近くは床は少したわむし、部分的に木が腐るしでその対策に自己流で修理しながら使っていました。
もちろん黒ずみが少しずつ範囲を広げ木の劣化も激しくなり、近ごろでは浴槽を数日間利用せずに乾かすと次にお湯を張ったら結構漏れるというありさま。さすがにもう限界ということでこのたび浴槽をFRPに交換することにしました。
この写真の洗い場側の下部、アルミテープを貼ってますが、タイルと接触する木部が腐って補修したものです。

ただ、よく考えてみると22年経っているんですよねえ。すくなくとも20年ちかくはきちんと使えてましたのでPCウッドそのものはすごいといえばすごい。
たぶん、手入れをしっかりしていればいまもいい状態だったのかもしれません。

FRP浴槽へ

今回、使用するのは写真のものです。
もともとが小さな家ですので風呂場のスペースも極小。かなり無理をして入れるとして1100ミリが限界です。
そこで見つけたのがリクシルの1100タイプのFRPの埋込み型浴槽。
いまどきUBが主流で浴槽は種類がとても少なくなっているなか、各社、設置方法ちがいで2種あればいいほう。
きっと設計も古いんだろうなあとカタログの写真などをみていると肘掛け付きになっていたりで、多少のリニューアルはやっているようです。
で、今朝、浴槽が届いたので梱包を解いてみてみました。梱包用の発泡材に見えたのはなんと浴槽断熱用で断熱浴槽になっておりおどろきました。あまり売れそうにもありませんが、ちゃんと時代に合わせて進化しているのですねえ。これはとてもありがたい。
ただ、木の浴槽と入れ替えるには風呂場側はある程度の加工が必要になりそうです。設置方法もメーカーの推奨方法とは少し違います。
はたしてうまくいくのか不安です。

               

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