2007年にセキスイハウスの住宅にRC打放しで増築した住宅です。
時は流れ当時小さかった子供さんたちも今や立派な大人、もちろん車もお持ちです。
手狭になってしまった駐車場の拡大が今回の仕事。

生垣と石垣で囲われていた庭を半分にして駐車スペースとして利用することになりました。
子供さんが小さな頃は庭で遊んでいらっしゃったようですが、いまはそんなに広い庭が必要なくなったこともあり計画が始まりました。立派な石垣を移設することも考えましたが、増築したRC打放しとおなじように擁壁も打放しとして、駐車部分を最大限取ることになりました。生垣は木製の板塀にすることになりました。周りの住宅は生垣も多いのでアルミ柵では調和できないという理由です。新しい駐車スペースにはカーポートも設置しています。ただ道路が坂道なので高さの設定は厄介でした。さすがに坂道の床のカーポートなど想定してないようです。坂の上の方ではカーポートの屋根が相対的に低いのですが、今乗っている車の高さをギリギリでクリアできたのは幸いでした。こうして出来上がったのが今回の写真です。
三浦設計ではこのような改修工事の設計等も行っております。