ある紹介サイトに登録していた頃の2013年
こんな感じでやっていました。
以前、登録していたサイトに書いてもらった内容をご紹介します。
2013年7月に取材していただいて書いていただいたものです。
とても良くまとめていただいております。
あれから10年は経っておりませんが、建築を取り巻く状況は随分変わったように思います。
(登録サイトの規定で取材費は三浦設計が負担しております。写真撮影は取材者の森さん)
2013年7月に取材していただいて書いていただいたものです。
とても良くまとめていただいております。
あれから10年は経っておりませんが、建築を取り巻く状況は随分変わったように思います。
(登録サイトの規定で取材費は三浦設計が負担しております。写真撮影は取材者の森さん)
「土地や建材を完璧に生かせる、チャレンジ精神旺盛な建築家」
『 「家を建てるなら、こんな建築家にお願いしたい」。きっと多くの人がそう思うに違いない。「三浦設計」の三浦豪介さんは、他には類を見ないぐらい、人が集まり、人が住み、人が暮らす空間を創造することに情熱を注いでいます。住宅に特化した設計事務所の経営は難しいといわれる中、1996年に独立して以来、95%が個人住宅、もしくは併用住宅の設計に取り組んできました。プライベートでも、ものづくりが趣味の一つである三浦さんは、根っからのこだわり派。設計する時にも、「これが一般的。しかし、この方法でいいのか、この素材でいいのか、これは必要なのか」と既成概念を捨てて原点に立ち返り、フラットな姿勢で考えます。土地に関しても、「その土地にどう住まうか」から発想することを旨としています。通常、造成するケースが多い斜面地でも、そのまま斜面を活かしてプランニング。段差があったり、狭すぎたり、うなぎの寝床のような状態だったり…。そうした土地でも可能性を探り、特徴を生かした家づくりにチャレンジしています。また、建材に関しても、自然素材の肌触りがベストとした上で、コストをはじめとする多くの条件をクリアにしながら、その住宅にふさわしい材料をオーナーとともにセレクト。木造、鉄筋コンクリート、鉄骨、混構造といった構造形式で、高級住宅からローコスト住宅、狭小住宅、二世帯住宅、高齢者同居住宅などの新築とリフォームを手掛けています。』
2022年追記
このコンセプトは現在も変わっておりません。
ただ車にエアバッグやらエアコンなどが標準装備になったように住宅にもいろいろな設備等の設置が標準になってきていますので当時のようなローコストは難しくなりました。
2022年追記
このコンセプトは現在も変わっておりません。
ただ車にエアバッグやらエアコンなどが標準装備になったように住宅にもいろいろな設備等の設置が標準になってきていますので当時のようなローコストは難しくなりました。
「既成概念にとらわれずに、オーナー主体の長寿命住宅をプランニング」
『 家づくりには、オーナーと建築家が念入りに打ち合わせを行い、コンセンサスを図ることが重要です。すべての設計を3次元で立体的に起こし、模型以上にわかりやすくプレゼンテーションしています。三浦さんとの打ち合わせではオーナーと離れた場所に居ても、それぞれのパソコンを使って同じ画面を見ながら打ち合わせを行うことも可能。時間や場所を気にせずに打ち合わせをができると好評です。「医者と一緒で、インフォームドコンセントが大事なんです。正しい情報を伝えた上での合意を得るということ。選ぶのはあくまでもクライアントなので、僕の中で考えられる最良のサジェストをします。クライアントの考えを尊重し、納得していただいて、一番いいところに持っていくことを心掛けています」。三浦さんのモットーは、相互理解の上で仕事を進行することです。また、構造の面では子供の代まで住み続けられることをコンセプトに「スケルトン・インフィル」を基本としています。「スケルトン」は、骨組み、構造体、「インフィル」は、内部の設備、内装部分のこと。外装、躯体はそのままに、家族構成やライフスタイルの変化に伴って、内部を自由に改修できるような建築が「スケルトン・インフィル」です。「世代を超えて住み継ぐことができる家が理想。生涯を通して時代に合った改修に対応できるような自由な空間を考えます」。10年、20年、さらにその先を見つめる三浦さんです。』
追記
このあたりの考え方も現在まで変わっておりません。
追記
このあたりの考え方も現在まで変わっておりません。
「家づくりの楽しさとメリット、コスト削減を追求して」
『「住宅は、人生におけるとても大きな買物です。それに、家づくりは面白いので、皆さんにもっと楽しんでいただきたいと思います」と、三浦さんは提案しています。「こんなこともできるんだ、こんなことも考えられるんだ」というように、家族で取り組むことはきっと楽しく思い出になるはずです。でも、気になるのは料金的な部分。建築家と家を建てることはハードルが高いと感じる人も多いのが実情です。しかし、その点、三浦さんは自分の立ち位置を明確にしているので安心。設計料は適正な価格設定で、工務店からの下請け設計などは一切行わず、オーナーと直接、設計・監理契約を結んでいます。設計者として、またオーナーの代理として確実な設計監理を実施しているのです。さらに、今後はオーナーのコスト削減のため、「イエヒト」のオープンシステムも選択可能になります。「イエヒト」は、オーナーが大工や設備などの専門業者と直に契約を結ぶ分離発注の全国的なシステム。従来のハウスメーカーや工務店の元で、見えないところで付加されていた間接経費を極端に削減することができます。「自分が設計した家は愛おしい。我が子のように手塩にかけて育て上げいくから、鍵を渡す時は、娘を嫁に出すような気分になります」。設計、住宅への深い愛情を持ち、ずっと自分の作品を見守っていきたいという三浦さん。そのため、長生きすることをビジョンとしているそうです。』
追記
結局、オープンシステム「イエヒト」での建設は実現できませんでした。
分離発注方式は建築主の精神的な負担が大きいこと、工事金などの支払いが煩雑なこと、いろいろな手間にエネルギーと時間が割けないこと、監理費などは増額となるため、割安感が相殺されてしまうことなどが一因ですが、なにより、工種ごとの分離発注を受けてくれる工事会社がみつからないという現実もあります。
ただ、三浦設計では電気工事、設備工事、外部サッシ工事などの分離発注であれば、いくつもの住宅で実現しています。
しかし、オープンシステムは今の時代には合っているのは確か。
インターネットで検索すれば大幅値引きの製品がすぐに見つかる現在、これまでブラックボックスだった部分が開いていしまいました。それによって業者の見積もりに不信感を持たれる方も増えましたから、そういった方にはオープンシステムはぴったりです。ただし、それを実現するためにはこれまで掛からなかった負担(労力、経費等)を負う人も出てきます。その負担に対する報酬は必要になりますのでご注意ください。
追記
結局、オープンシステム「イエヒト」での建設は実現できませんでした。
分離発注方式は建築主の精神的な負担が大きいこと、工事金などの支払いが煩雑なこと、いろいろな手間にエネルギーと時間が割けないこと、監理費などは増額となるため、割安感が相殺されてしまうことなどが一因ですが、なにより、工種ごとの分離発注を受けてくれる工事会社がみつからないという現実もあります。
ただ、三浦設計では電気工事、設備工事、外部サッシ工事などの分離発注であれば、いくつもの住宅で実現しています。
しかし、オープンシステムは今の時代には合っているのは確か。
インターネットで検索すれば大幅値引きの製品がすぐに見つかる現在、これまでブラックボックスだった部分が開いていしまいました。それによって業者の見積もりに不信感を持たれる方も増えましたから、そういった方にはオープンシステムはぴったりです。ただし、それを実現するためにはこれまで掛からなかった負担(労力、経費等)を負う人も出てきます。その負担に対する報酬は必要になりますのでご注意ください。