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断熱義務化

           

住まい方くらい選びたい。

高断熱義務化で家は四季を問わず快適になると思うのですが、あの冬の朝の辛さ、夏の朝の不快さを知らずに育つ子が増えると思うと、なんか違うんじゃないかと思うのです。たしかに高齢者にはいいのでしょうが、これから育つ子どもたちにはいろいろな経験をさせておきたい。
もっとも外に出れば自然と触れ合うから大丈夫だと言う人もいます。
いまのウクライナ、住環境の整備された部屋で暮らせてない人たちが多ぜいいるようです。
自然災害をうけた日本の地域でも空調などのない状況で暮らさざるを得ないこともある。
温室育ちとなるこれからの子どもたちはこれらの環境に適応できるのか、経験がない環境になった場合に精神的に萎えはしないのか。
少しはそんな視点もあっていいんじゃないかと思いますし、住まい手の主義も尊重すべきだと思うのですが、CO2削減のための義務化ということで選択の余地はなくなりそうです。

諸外国のことは知りません。気候も風土も違うのですから条件は違います。諸外国より遅れているなんて言うのは世の中を片目つぶったままで見てるなじゃないかと思えてしまいます。

西洋人の価値観を押し付けないでほしい。
日本人ならではの独自のCO2対策の可能性も残してほしいものです。

建築物省エネ法について

               

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