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階段をたのしもう-木造住宅編

           

木造住宅の階段

木造住宅だからといって木だけで必要はありません。
階段のささえ方もいろいろありますが、リビング内に設置するとスケルトンでデザインすることが多くなります。
段板の板厚、奥行き、重なり具合などちょっとしたことで印象が変わりますが、三浦設計では市販の階段ユニットを使うことはありません。

スケルトン階段+スチール手摺支柱

木造住宅の階段です。上で回り階段になっています。
じつのところ、僕のデザインを大工さんに変えられてしまいました。
壁側のササラを壁内部に半埋めして、吹き抜け側のササラからすこし段板がはみ出すような形に・・・
デザイン的にまったく気に入らなければ図面との相違ということで作り直してもらうところですが、これはこれで悪くはなかったので良しとしました。
手摺の支柱は上のブリッジ手摺に合わせてスチールにしています。

スケルトン階段+木製手摺

両側ササラ桁で挟み込んだストレート階段です。
できるだけスッキリ見えるようにササラの幅を細くしています。
手摺は支柱の本数を少なくするため、落下防止の手すり子はすこし無骨な感じになっています。
もともとはスッキリした階段にしたかったため、子供さんが大きくなって落下の可能性がなくなったら上部の手摺だけを残して下の落下防止は外すことも可能です。

スケルトン階段+木製手摺

登り口が回り階段になっています。
スケルトンで一部を回り階段にするときに一番悩むのが回る部分の段板の納まりです。
2階の吹き抜け部分の手摺は安全最優先で縦桟にしましたので、階段の手摺も同じデザインにしています。
               

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